日弁連では、「もっと使いやすい消費者契約法を実現しよう!~より良い第二次改正を目指して~」というテーマで、消費者契約法改正の実現に向け、具体的な取組を考える契機になるよう、シンポジウムを開催します。
平成13年に施行された消費者契約法は、平成27年の「消費者契約法専門調査会報告書」を踏まえ、平成28年に過量契約取消権の導入、取消権の行使期間の伸長、不当条項類型の追加等を内容とする法改正が行われ、本年6月3日より施行されました。更に、同報告書において「今後の検討課題」とされた論点について、平成28年9月に再開された内閣府消費者委員会消費者契約法専門調査会において審議され、本年8月に報告書が取りまとめられました。
そこで、実現した内容や見送られた内容について、下記のとおり、シンポジウムが開催されますので、是非、ご参加ください。申込み不要、参加無料です。
日時:平成29年9月8日(金)18:00~20:30
場所:弁護士会館17階1701会議室
内容 1 基調報告
「消費者契約法専門調査会の取りまとめについて」
後藤巻則氏(早稲田大学教授・内閣府消費者委員会消費者契約法専門調査会座長
代理)
2 パネルディスカッション
「第二次改正に向けての重要論点」
パネリスト:後藤巻則氏
増田悦子氏(公益社団法人全国消費生活相談員協会理事長・内閣府
消費者委員会消費者契約法専門調査会委員)
野々山宏氏(日弁連消費者問題対策委員会委員・NPO法人京都消
費者契約ネットワーク理事長)
山本健司氏(日弁連消費者問題対策委員会委員・内閣府消費者委員
会消費者契約法専門調査会委員)
コーディネーター:志部淳之介(日弁連消費者問題対策委員会委員)